2008年9月29日月曜日

篤姫 第39話

第39回 2008年9月28日 薩摩燃ゆ

将軍家茂(松田翔太)が無事上洛を果たしたという知らせが大奥に届き、天璋院(宮崎あおい)は大いに喜ぶ。しかし和宮(堀北真希)は家茂の身を案じ、ますます不安を募らせる。その予感は的中した。京では長州藩を中心とした過激な攘夷派が朝廷を席巻しており、家茂は窮地に立たされていたのだ。ついに幕府は朝廷に対し、攘夷の決行を約束してしまう。

家茂の上洛を後押ししたことを後悔する天璋院は和宮に、兄である孝明天皇(東儀秀樹)に頼んで、家茂が江戸に帰還できるようはからってほしいと願い出る。しかし和宮はかたくなにそれを拒否する。天璋院は病に伏す家茂のもとに勝(北大路欣也)を派遣する。勝と面会した家茂はその開明的な考えに触れ、少し明るさを取り戻す。

そんな中、ついに長州藩が攘夷を決行する。その知らせを聞いた薩摩では、島津久光(山口祐一郎)が帯刀(瑛太)に、もはや戦は避けられないと告げる。

ようやく家茂の帰還が許される。その裏に和宮の朝廷に対する働きかけがあったことを知った天璋院は和宮に礼を言う。

そんな折、イギリス艦隊が薩摩に向かったという知らせが大奥に届く。薩英戦争の火ぶたが今まさに切られようとしていた


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